北区『円山目高』メダカとの暮らしでおうち時間をさらに充実しよう！

2022 3/08

2022.03.08

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堺市北区にある『円山目高（まるやまめだか）』は、ご夫婦で経営をされているメダカ屋さん。こちらのお店、実はオーナー夫妻が経営しているアパレルショップ『OBSTRUCTION（オブストラクション）』の中にあって、常時20～30種類のメダカを販売。洋服を選びながら、メダカも購入できるお店なんです。

近頃は、コロナ禍で外出控えの方も多いのでは？　リフレッシュのための娯楽とも、距離を置かざるを得ない、なんて人もいるのではないかと思います。そんな状況のいま、メダカ飼育が静かなブームになってきているのをご存じですか？

そこで今回は、徹底した管理で繁殖から販売までおこなう『円山目高』を詳しくご紹介！

水槽棚からポンプまですべてが手作り⁉オーナーのすごすぎる趣味力

『円山目高』の店内に縦にも横にもずらりと並ぶ水槽たち。そこに絶え間なく循環される水のポコポコという排水音。ホームセンターやペットショップでよく見かける飼育魚コーナーのようです。

これらは当然プロに頼んだのだろうと思いきや、なんとオーナーご夫妻がDIYしたものだというから驚きです。

その理由をお聞きしたら、とってもシンプルな答えが返ってきました。それも、「DIYが好きだから」。

画像提供：『円山目高』Instagramより

水槽を置く棚の作成のほか、照明用の電気配線、さらには水槽の水を綺麗に保つ機械『オーバーフローシステム』までもご夫婦で作られたそう。趣味を仕事に活かせるっていいですね！

メダカを育てるためには水を清潔に保つことが重要ですが、それを手作業で毎日入れ替えるのは大変です。しかし、オーバーフローシステムがあれば、手間のかかる水の入れ替えが自動で行えます。これなら、水質を自動で管理しつつ、接客に専念できますね。

ちなみに、水槽の色を分けている理由は、メダカの発色を良くするためなのだとか。オーナー曰く「メダカは、環境に合わせて体の模様や色が変わってくるんです」とのこと。

つまり、黒いメダカはより黒く、赤いメダカならよりメリハリのある赤色になるそうですよ。メダカの生態って不思議ですね。

人気の品種から珍しい品種まで！徹底管理で狙ったメダカを繁殖へ

画像提供：『円山目高』Instagramより

メダカを販売しようと思ったきっかけは、もともと旦那さんのお父さんがメダカを飼っていたことにあるそう。それを見て、自分も飼ってみようかなと実際に始めてみたところ、メダカの飼育に夢中になり、お店でも販売するようになったのだとか。

ちょうどコロナ禍で、お家時間を充実させたい方にメダカ飼育がブームになりつつあるタイミングだったことも重なり、大変な人気に。今では、店舗とオンラインショップの両方で取り扱うほど。

『円山目高』は、店舗での販売量を最小限にして、ネット販売を中心に展開。経費が抑えられるぶん、販売価格も1匹200円～と低価格になっています。メダカの飼育を始めるのに、初期費用として金魚鉢とメダカとエサを用意すれば大丈夫だそうです。その3つを揃えても価格は5000円もあれば十分ですので、初心者でも安心して購入できますね！