堺区『宝泉』90年以上前から続く地方からも愛される老舗の和菓子屋

堺市で90年以上前に創業された『宝泉(ほうせん)』。現在は3代目店主の前田 崇之(まえだたかゆき)さんが和菓子を作られています。

昔からある老舗の和菓子屋であり、地域の常連さんだけでなく、口コミやSNSを見て三重や奈良など遠方から訪れる人も。

足を運んでくれた人に楽しんでもらえるような和菓子屋を目指す『宝泉』。いったいどんなお店なのでしょう?

目次

90年もの歴史がある和菓子屋『宝泉』ってどんなお店?

『宝泉』は、南海電気鉄道・高野線の堺東駅から徒歩約8分の場所にあります。

開業当時の90年前から同じ場所で和菓子を作っているというこちらの店舗では、ショーケースに並べられた和菓子と、昔ながらの店内の内装に伝統的な雰囲気を感じます。


店内には、至るところに先代と当代の賞状がたくさん飾られています。

飾りきれないほどの賞状があるため、店内に貼られているのはごく一部だそう。

歴史だけでなく、実績もある老舗の和菓子屋です。

日本の文化を広める堺の和菓子職人


和菓子を作るのは3代目の店主である前田 崇之(まえだ たかゆき)さん。

前田さんの作るお菓子は、堺市だけではなく地方や海外の人にまで愛されている和菓子です。

高校卒業後に4、5年間愛知県の岡崎市で和菓子づくりの修行を積んだあと実家の『宝泉』で腕を磨いたそうです。

前田さんの腕前は、日本国内や海外にも和菓子の講師として招かれるほど。海外の中でも、マレーシアや韓国など主にアジア圏で日本の文化である和菓子を広めているのです。

日本の特殊な文化やシンプルな材料で作る和菓子は、海外にもウケが良く、前田さん自身も文化を発信することに面白さを感じているそう。

季節でフルーツが変わる大福が超人気


『宝泉』で一番人気のメニューは大福です。

こちらは秋から春まで販売している『いちご大福』(324円・税込)。

季節によって大福の中身が変わり、夏になればぶどうの大福が始まります。

中身のフルーツは大福と合うものを仕入れ、周りの餅は専用の機械を使って作っているそう。

みずみずしいフルーツをとても柔らかな餅で包んだ大福。一度食べたら、また食べたくなるような感覚になります。

堺のお土産にぴったり!世界文化遺産が描かれた『古墳焼き』


世界文化遺産にも登録された堺の古墳。これらが描かれた『古墳焼き』(195円・税込)が店頭に置かれています。

生菓子とは違って一週間ほど日持ちするため、堺市外の人へのお土産にも人気なのだとか。
また、歩いて7分程度のところには古墳があるので、実物を見ながら古墳焼きを楽しむのもいいかもしれません◎

添加物を使わない、材料は自然なもので

『宝泉』の和菓子はどれも、添加物を使用しない自然なもので作られたものばかり。

小さなお子様やご年配の方まで安心して食べていただけますよ。

お店の情報はこちら


宝泉

Instagram:https://www.instagram.com/takamotimoti/

Twitter:https://twitter.com/O1KZOL0w5WLO3Dg

Facebook:https://www.facebook.com/wagashigeinin

住所:〒590-0023 大阪府堺市堺区南三国ヶ丘町3丁5-13

アクセス:南海電気鉄道・高野線『堺東駅』東出口より徒歩約8分

TEL:072-238-8128

営業時間:9:00~17:00

定休日:火曜日

掲載している情報は、取材時点のものです。
感染症の拡大状況等により、最新の情報が記載内容と異なる場合がございます。
ご来店時は、事前に店舗にご確認ください。

<取材:Yusuke・Mirika / 文: Mirika / 編集:浜田みか / 撮影:Yusuke・Mirika>

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